プロの映像カメラマンの依頼で浮世絵風の似顔絵名刺を制作しました。
モチーフは、歌川国芳の川中島百勇将シリーズ。
三脚付きビデオカメラを肩に担いだ、凛々しい武者の似顔絵です。
とにかくインパクトのある、カッコイイ似顔絵名刺を
今回初めて、浮世絵風の似顔絵をご注文いただきました。
依頼主様の注文でモチーフにした歌川国芳は、江戸時代末期を代表する浮世絵師。
風景版画で有名な歌川広重と同年代の人です。
国芳の代表作は、武田信玄対上杉謙信の合戦を描いた「川中島百勇将」や「水滸伝」などの武者絵の揃物(シリーズ)です。
宮本武蔵がただの人を倒すのでは物足りないので、鯨と戦わせてみたスーパーヒーロー的な描写。
こういう絵にワクワクするのって、江戸時代の人も現代の人もあまり変わらないですね(笑)
最近は国芳というと猫の絵師のイメージが強いですが、芝居の役者絵や錦絵などで、勇壮な武者の絵をたくさん残しています。
今回は川中島百勇将のような、「川を背景に、三脚が付いた撮影カメラを槍のように肩に担いだ似顔絵」というオーダーで描かせていただきました。
制作過程
ラフ(下絵)
最初は甲冑や、背後に人物シルエットありでしたが…
最終的に、甲冑は脱いで背後の人物も無しになりました。
担いでるカメラは、実際に仕事現場で使われているソニー製ビデオカメラです。
仕上げ
着物の色は一発OKだったのですが、肌と髪と目の下の隈の色のバリエーションで見たいとのことで、6パターン作って提案しました。
最終的に一番最後のパターンに決定しました。
さらにLINEのカバー画像と、Youtubeチャンネルアートも制作しました。
侍や忍者などの和テイストのイラストは、外国人に受けがいいのでSNS利用や、インバウンド系、海外で活動をされている方におすすめです!
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