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クリエイターEXPO(クリエポ)2022で準備した事と出展感想

クリエイターEXPO(クリエポ)2022に出展しました。イラストレータ向けの準備や感想について

 

こんにちは、アニメイラストと似顔絵を掛け合わせた『似顔絵Z』を運営している、元アニメーターのイラストレーター谷町クダリです。

「個性を誇れる世界をつくる」を理念に、企業や行政や個人の、PRや広報や求人ができる似顔絵イラストをご提案しています。

 

今年6月末から3日間、東京ビッグサイトで開催された、クリエイターEXPO(通称クリエポ)2022に、2年連続出展しました。

 出展で準備したこと、制作したもの、営業、かかった時間、ブースのデザイン、搬入や開催日の注意点について、出展を検討してる人のために情報を共有します。

 

1.クリエイターEXPO(通称クリエポ)とは

クリエイター本人が出展する、商談のための展示会です。

イラスト、映像、音楽、書道、デザイン、写真など10個のゾーンに分かれており、普段ではなかなか出会うことのできない〝クリエイターに直接依頼をしたい企業″と〝自分自身を売り込みたいクリエイター″が直接出会い、相談/依頼-提案/受注ができます。

公式サイトより引用)

 

補足すると、東京ビッグサイトで開催される、国内最大規模のクリエイター商談展示会です。

クリエイターEXPOの他にも、映像CG展や、XR展、コンテンツマーケティング展など合同開催されるため、今年の来場者は3日間で4万人以上でした。

 

 私は昨年2021年に初めて出展して、今回が2回目です。

昨年のクリエポは、4月中旬開催で、ちょうどコロナの感染者数がまた増え始めた頃でした。

クリエポはギリギリ開催できましたが、4月末のデザフェスなど、ビッグサイトのイベントはすべて中止や延期になっています。

 

昨年はなぜか運営様にデザイナーゾーンを勧められてよくわからず出展したのですが、やはり微妙でした…。

そのため、今年はイラストレーターゾーンで、しかも気合を入れて普通のブースよりも高い角ブースで申し込みました。

角は二方向から目に入りやすく、人の流れも2倍で、書店やスーパーなら売れ筋商品が置かれるような場所です。

場所を言い訳に出来ないように、自らを追い込んだ形です…

 

2.クリエポのメリットとデメリット

「クリエポってめっちゃ出展料高いって聞くけど、出展するメリットって何なの?」

それを気になってる人がいるかもしれません。

 

メリットを一言で言うと、お客さんの質です。

お客さんの属性を4つにわけると

【潜在顧客】【見込み客】【顧客】【リピート客】に分かれます。

 

クリエポは【潜在顧客】(あなたやあなたの絵を知らないけど、お客さんになってくれるかもしれない人)と、【見込み客】(あなたやあなたの絵の事を知っていて、お客さんになってくれるかもしれない人)が大量に来ます。

 

お客さんの4つの属性↓

 

来場者はイラストや動画やマンガなどを作ってくれる人を探すのが目的なので、「お客さんになってくれるかもしれない」度が、普通よりも高いです。

 

 

また普通の営業ではコネが無いと出会えないような、大手の経営者や企業担当者と名刺交換ができるチャンスがあります。

例えば地方都市に住んでる出版系の仕事をしたいイラストレーターにとっては、都内の出版社にアプローチできる絶好の機会です。

 

私はたまに企業に営業をしていますが、営業というのは100件営業して1件受注したら良しくらいの確率です。

100件メールをしたり、ポートフォリオを郵送するのは中々大変です。

また私のイラストを気に入ってくれたとしても、「今は必要ないわ~」というタイミングが合わないこともあります。

 

クリエポでは3日間の出展で温度感の高いお客様と商談できて、複数の企業から受注することができるのなら、考え方によっては投資と言えます。

 

 

逆にデメリットは、もちろん出展費用がかなり高額であることです。

2023年は通常ブースで 税込166,000円。

角ブースだと、税込192,500円の一括払いで、毎年1万円ずつ値上がりしています。

 

地方から参加するなら、さらに交通費と宿泊費、滞在費がかかります。

(ちなみに、自治体によっては出展費用の補助金が出るところもあるらしいので、ちょっとでも出展コストを減らすために調べてみたほうがいいです。)

 

その上にパンフレットや、タペストリーなど販促物の制作費用もかかります。

私の場合は、2022年のクリエポにかかったお金はすべて合わせて、25万円以上でした…。

 

そしてクリエポで必ず受注できるとは限らないのが恐ろしいところです。

損失リスクを背負わないといけないところが、最大のデメリットですね。

 

3.クリエポで準備するもの

今回は2回目ということもあって、開催日までに何を準備すればいいのか、だいたい手順がわかっていました。

 今年私が出展前に作ったものはこちらです。

 

ブースに置くモノの制作

ブースはこんなレイアウトです。

 (公式サイトからの画像の引用)

ブースレイアウト 公式より

 

私はこの設計図から何を用意するかイメージするところから始めました。

初期案はこんな感じ↓

クリエポブースレイアウトの設計
角ブースなので黄色のところは通路です。

ブースデザインは

  • タペストリー
  • パネル
  • POP
  • 動画

の4つを作りました。

トートバッグも作りたかったのですが、予算オーバーで断念しました。

 

 

タペストリー

メインビジュアル。ブースの顔です。

お客さんの視線は高い位置にいくので、メインのイラストと何をやってる人か一目でわかる短いコピーを、なるべく上の方に大きく入れました。

 

また昨年「似顔絵の本人の写真を見たい」というお客様の声があったので、イラストの横にモデルの写真を貼りました。

写真はすべてストック写真のモデルさんです(ぱくたそさん、写真ACさん)

 

アイデア勝負ですが、こういう見せ方してる似顔絵作家とかイラストレーターは他にいないので、たぶん目立っていたはず…(結構珍しそうに見られていました)

そして人物は企業PRや求人を意識した、現場で働いている人のイラストにしました。

 

 ターポリン・ポールなし 145×160㎝  お値段 9,200円

クリエポタペストリーのデザイン
クリエポタペストリー実物

 

パネル

今回は角ブースだったため、側面スペースを活用するために置きました。

イラストはtwitterのヘッダーやアイコンにも使ってる、私自身のアニメ風似顔絵です。

 似顔絵Zのハンドポーズをしています。(笑)

クリエポパネル

 

 

最初は等身大サイズを考えてたんですけど予算オーバーと、メインのタペストリーが横から見づらくなりそうだったので高さ100㎝にしました。

 

ブースの端に柵があるので、衝立が無くてもうまく立てかけることができました。

それから頭のところだけですけど、切り抜きにしたのがアクセントになっていい感じでした。

 

ダイレクトパネルA0サイズ・片面カラー5mm自由カット お値段8,560円

フォトブーストしても使えちゃうぞ!↓

 

POP

クリエイター名のパネルの横がちょうどデッドスペースになっていたのでPOPを貼りました。

なんでもないようですが、クリエポではこの単語を書いただけのPOPが、意外と仕事をしてくれるんです。

 

クリエポのPOP

これは7mmのスチロールパネルに、家のプリンターで印刷したA4フォト光沢紙を貼って自作しました。

ライトで反射しまくっていますが、絵じゃないし太文字なのでこれでも視認できます。

 

 

よく目立つ位置に、おすすめの業種や媒体、用途のキーワードのがあると、呼び込み効果があります。

 実際これのおかげで、「製造」「IT」「求人」「行政」関係の方が足を止められていました。

 

ついでにいつもの私のtwitterアイコンも、フォロワーさんに見つけてもらいやすいように貼りました。

 

 

動画

今年から勉強を始めてSNS毎週投稿していた、自主制作くだりちゃんラジオ体操アニメを、iPadでエンドレスで流していました。(インスタのアニメアカウントはこちら

 

この動画にも反応してくださる方が多かったです。

やっぱり動画やアニメが作れるイラストレーターは需要がありますね。

 

クリエポ 動画自主制作アニメ

 

去年もPR動画を作ってたんですが普通のよくあるiPadカバー兼スタンドをテーブルに置いていたところ、位置が低すぎて目立ってなかったので、ちょっとだけ高さが作れるスタンドに設置しました。

余談ですが、家でもサブディスプレイとして使ってるiPadが見やすくなって、良い買い物でした。

 

 制作物も大事なんですけど、お客さんの目に入らないと意味ないんで、ディスプレイの工夫も大事だな~と実感しました。

 

 

書籍・ポストカード・開いたパンフレットなど

その他手がけた書籍や年賀状などのポストカードも置きました。

本は横置き出来る棚があればよかったですね。

書籍の仕事が多いイラストレーターは棚をDIYで作ってアピールしてる人が多かったです。

 

それからブースの右側が寂しかったので、パンフレットを開いて絵を見せて展示しました。

 

立てかけてるのは100均で買ったスマホスタンドです。

机の上にも一部開いて置いておきました。

 

とっさに思い付いた工夫ですが、絵のバリエーションが増えて良かったと思います。

 

ブースに置くモノの制作

持ち帰っていただいたり、席に座っていただいた時に会話しながら見てもらうためのツールとして

  • パンフレット
  • 名刺
  • ポートフォリオファイル

の3つを作りました。

 

パンフレット

表紙はオーシャンズ11のような、かっこいい仕事人をイメージしたイラストにしました。

 

 

タペストリーと同じく、ぱくたそや写真のモデルさんの似顔絵で裏面には写真が載っています。

 

一般の人がアニメ風似顔絵になるとどうなるか、イメージしやすくなっています。

 

クリエポ似顔絵パンフレット表裏デザイン

 

パンフレットは、タペストリーと同じくらい必須アイテムです。

タペストリーが足を止めてもらうための集客用アイテムなら、パンフレットはじっくり検討してもらったり、社内で共有してもらったり、連絡先からアポを取ってもらうためのアイテムです。

 

 

中身はこんな感じ。

 

 小さいイラストをたくさん載せるよりも、しっかり見てもらえるように、また用途をイメージしてもらいやすいようにデザインしました。

 それから色んなアニメタッチで似顔絵が描けることもアピールしています。

 

今年は16Pのコート紙90gで450部作りました。

 いつも印刷注文するグラフィックさんがセールをやっていて、かなり安く作れました。

カラーA4中綴じ冊子/コート90kg/16p・フルカラー/450冊  26,100円 (セール価格)

 

ただ段ボールで運ばれてる間に、皺が寄ってしまったりしてるものもあったので、もう少し厚みのある110kgにすればよかったなと思いました。

 

 

名刺

痛恨のミスで、間違えて去年作った名刺を持ってきてしまいました…。

本来配る予定だった名刺はこれ。

クリエポ名刺

 

表面は去年と一緒ですが、裏面をプチリニューアルしてたんです…。

名刺は意外とたくさんの方にもらっていただいて、用意した200枚すべてがなくなりました。

 

 

ポートフォリオファイル

それから今回はアニメ風似顔絵「似顔絵Z」(似顔絵Zについて詳しくはコチラ)をメインにしたので

 それ以外の通常イラスト実績を見せる為のポートフォリオファイルも作りました。

 

去年も非常によく聞かれたのですが、似顔絵ではない普通のイラストももちろん依頼をいただいています。

ポートフォリオには漫画や、書籍、広告イラストやLINEスタンプなどの実績を乗せてました。

 

これも商談のときに、会話につなげやすくて、用意して置いて正解でした。

似顔絵を推しているんですけど、需要はイラストの方がはるかに多いので…

4.招待メールとSNS投稿の活用

ブースのデザインや、販促ツールができたとしても、営業を何もしなければ、会場3日間の一期一会チャンスしかありません。

「クリエポに出展してることを知ってもらう」「興味を持ってくれたお客さまに来てもらう」ためにPR活動もやっていきます。

PR活動は、主に企業への招待メールとSNS投稿です。  

 

招待券付きのチラシの郵送

会期3か月ほど前になると「出展社専用サイト」の招待URLが送られてきます。

そこで印刷された紙の無料招待券を送ってもらったり、電子招待券のQRを取得することができます。

それらを使って営業を掛けたい企業に無料招待券を送ります。

 

紙の招待券は昨年名刺交換した企業や、現在のクライアント、過去に依頼してもらったことのあるクライアント、それから自分の似顔絵・イラストのニーズがありそうな企業に郵送しました。

 

ちなみに昨年は招待券といっしょに、パンフレットを送りました。

これだとクリエポに来場してもらえなかったとしても、パンフレット営業にはなるので、メリットはあったのですが、郵送料がバカにならないほどかかるという盲点がありました。

 例えば50部送ったとしたら、クリックポストなら9,250円。…中々のお値段です。

 

そこで今年は、チラシを同封することにしました。

チラシを入れるだけでしたら、定形外郵便物の一番安い価格で120円。

50部送ったとしたら、6,000円です。

 

チラシには目印になるようにタペストリーと同じイラストと、自分のブースの地図や開催場所や日時、webサイトのQRなどを載せました。

 

クリエポ招待メールのチラシ
チラシデザイン

 

印刷は表面カラーをラクスルで100部、1,200円ほどで作りました。

 招待の手紙だけだとやっぱり、スルーされてしまう可能性が高いので、何かチラシとか三つ折りパンフレットなど販促物を入れておいた方がいいです。

 

それから茶封筒だと目立たないので、透明の封筒でイラストが見えるようにして、宛名シールを貼りました。

これだとシールタイプの切手を貼れませんが、郵便局の手紙窓口で送料を払えば切手を貼らなくても送れます。

郵送先リストのスプレッドシート作成、招待文の作成、チラシ制作、宛名印刷、封入、郵送…

招待券の郵送準備は、単純作業ですが、事務作業に慣れてないと意外と時間がかかるんですよね~

 

招待メール

郵送リスト以外で営業をかけたい企業や、知り合いのクリエイターには、メールを送りました。

こちらはチラシはつきませんが、メールに私のポートフォリオがダウンロードできるURLを貼りました。

 

ちなみちょっとした裏技ですが、クリエポの運営様に問い合わせると、過去のクリエポの来場社リストを送ってもらうことができます。

 その中から狙った業種をピックアップして送りました。

 

出展社検索サイト登録

大体開催から3か月前くらいになると、運営様から「出展社専用サイト」のURLが送られてきた後、「出展社検索サイト」への登録も促されます。

 出展社検索サイトでは経歴や、PR、webサイトやSNSアカウント、イラスト作品が登録できるようになっています。

 

去年にはなかったのですが、今年は1社「出展社検索サイトで作品を見てきました」という企業の方がいらっしゃいました。

 検索サイトをわざわざ使う人なんているんだろうか?と思いつつ登録してましたが、ちゃんと見てくれてる人もいるんですね…!

 

今年は特に、会場入り口に検索サイトのQRが置いてあって、目当てのクリエイターのブースを見つけやすいようになってたようです。

 

SNS投稿

今年は特に開催日をXデーとして、ローンチをやる感覚でクリエポ関連のSNS投稿を2か月前からやり始めました。

 

開催日1~2週間前とかだと予定が入って来たくても来られない可能性もあるし、SNSは1~2回の投稿だと流れてしまって終わりなので、何回も定期的に投稿して、認知してもらう機会を増やしたほうがいいです。 

 

投稿はパンフレットやタペストリー、名刺、パネルなどのイラストや、制作過程。

招待状の準備作業の様子や、出展ブースの地図、クリエポのために買ったものなど

通常のお仕事の実績投稿にクリエポ情報を絡めた投稿もしました。

アカウント名もクリエポに出展する人だと一目で分かるように、

「谷町クダリ 似顔絵Z@クリエイターEXPO6/29~7/1【J26】」

に変えておきます(長いけど…)

 

結果フォロワーがtwitterは200人くらい増えて2200人に、インスタは念願の2000人になりました。

 今年は「twitterで見ました」とか「フォローしてます」って言ってくださるお客様が多かったです。

5.ホテル予約

楽天トラベルで、超早割で3か月前に航空券とホテルがセットのプランに申し込みました。

 

私は大阪市在住なので新幹線でもいけますが、大阪空港にもアクセスがいいので都内に滞在するときは飛行機で行くことが多いです。

早割なら飛行機でもほぼ、新幹線と料金が変わらない場合もあります。

1時間ちょっとで羽田に着き、空港内はwifiが使えますし、ラウンジでノマドができますので、人混みが苦手な私にとってちょっとした優雅な気分で移動ができます。

 

ただ、今回は諸事情で実家を経由しないとならなくて、関空を利用したのですが、関空までの交通費や移動ががかさみ、新幹線とホテルのセットにした方が5000円くらいコストを抑えられたな…(チッ)と思いました。

 

 

今回宿泊したのは、りんかい線、国際展示場駅のすぐ隣のダイワロイヤルホテルです。

クリエポの前に数社企業を訪問する予定があったので、搬入日の1日前から4泊で予約をとりました。

早割で頼んだせいか、ワンランク上の部屋に変更してもらえて、広々快適でした~。

 

ここを選んだ理由はとにかく、ビッグサイトに最寄りのホテルだからです。

去年羽田空港に近いという理由で蒲田駅前のホテルをとったのですが、毎日の通勤・退勤ラッシュを忘れていて、移動だけで体力が削られました。

 

それで「今年は絶対最寄りのホテル!」と決めてたのですが、今年は特に3日間すべて猛暑日だったので、ギリギリまで寝ていられて、帰った後もすぐにシャワーが浴びて寝られたのは、体力温存にとても良かったです。

 

 

遠方から参加される方は、なるべくビッグサイト近場のホテルにすることをお勧めします。

東京のラッシュは想像以上にやばいよ~~

 

6.タスク・ポートフォリオ管理の便利ツール

クリエポでは販促物を作ったり、招待メールを送ったり、やらなくてはいけないことが多岐にわたります。

特に印刷物の入稿や、荷物の集荷・配送日指定などは、うっかり忘れてしまった…というのはシャレになりません。

 

タスク管理や、ポートフォリオ管理で使ってよかったアプリを紹介します。

 

Notion

Evernoteと似たようなアプリで、学習ノートや、ブログなどいろいろな用途で使えるのですが、主にタスク管理で使っています。

 

このアプリが便利というのもあるのですが、スワンさんがテンプレートを配布しているタスク管理テンプレートが神で、クリエポ関係なく私にとって今では無くてはならないものになっています。

 

この動画の概要欄に、タスク管理テンプレートが貼ってありますが、ぜひ動画も見てください。

テンプレというよりも、タスク管理の考え方に目からウロコが落ちます。

いつも自分のスケジュールが管理ができなくて、ストレスを感じている人におススメします。

 

私はこんな感じに使っておりました。とある1週間のタスクと、クリエポToDoリスト。

 

ロードマップが遠い~(笑) 

でもこれのお陰で全て予定を、計画通りすすめることができました。

 

Lightroom

もう1つ有用だったのが、AdobeCC税を払ってる人なら誰でも使える、Lightroomです。

 

長年イラストレーターをやってると、イラストがどんどんたまっていきます。

もはや過去にどんなイラストを描いていたかも忘れてしまいます…。

 

普段は案件やサンプル、趣味イラストなど、すべてフォルダごとにまとめてPCのハードディスクやバックアップに保存しています。

 

でもそれだと、いざポートフォリオを作ろうと思った時に、何を入れて何を外すか…といった選定に、いちいち各フォルダを開いてイラストを確認して~とやっていくのがたいへん面倒です。

 

 

Lightroomは写真を編集したり加工するためのアプリですが、イラストにタグをつけて管理をすることもできます。

Lightroomを活用したポートフォリオ管理

 

Lightroomのアルバムにイラストをアップロードして、イラストにタグをつけておくと、例えば「子供」「背景あり」タグで検索すると、子供で背景のあるイラストだけ表示してくれます。

 

イラストに5段階の星をつけたり、イラストを暗く目立たないようにしたり、イラストの順番もドラッグで入れ替えたりも出来るので、沢山のイラストの中からポートフォリオに入れるものを検討する時に便利です。

 

 

それだけでなく、ノートPCやiPadにLightroomを入れておくと、例えば営業先で聞かれたときに検索でささっとイラストを見せることが出来てとてもスマートです!

 

そのほか知人イラストレーターさんに教えてもらったのですが、AdobeCC入ってない人にはEagleがおススメ。

タグの除外検索もできるので、Lightroomの上位互換。しかも買い切りです!

7.搬入・出展・撤収

搬入日

ブースへの直接配達・置き配について

クリエポ初出展の人がみんな気になってるポイントだと思うのですが、

 

「配送業者に依頼した荷物はブースまで運んでもらえるのか?」

「受取人がいないとダメなのか?」

「置き配はできないのか?」

 

についてです。

 

運営様からの公式手引きには

「搬入は午後から20時まで、時間を過ぎる場合は事務所に残業届を出すこと」

と書かれれていて、公式の契約している配達業者じゃないとブースまで運んでもらえないという印象をうけます。

 

しかし一般的な配達会社であるヤマトとか佐川でも、配達先にブース番号までしっかり書いておいたら、自宅からの荷物は過去2回ともブースまで運んでもらって、しかも私が現場で受け取らなくても置き配してもらえました。

 

ただし自宅の集荷の配達員に頼んでも、担当エリアが違うため対応してもらえません。

 

集荷の後に、ヤマトのwebサイトやアプリで、

「個人のお客様」→「お問合せ」→「各種ご意見・ご質問・ご提案はこちら」の下にある「お問い合わせフォーム」

をクリックすると、カテゴリ選択があり、「国内での発送・受け取り」「配達時間・配達方法」を選び、荷物のお問い合わせ番号を入力すれば、受け取り日時や場所の指定を送ることができます。

 

ここで私は「なるべく配達指定時間にブースにいるようにしますが、もし万が一いないときは置き配でお願いします」と要望欄に書いておきました。

お問い合わせフォームの下に書いてある電話番号で問い合わせることもできますが、電話よりもこっちの方が手軽です。

 

同様の方法で、印刷業者に依頼した大量部数のパンフレットや、嵩張るタペストリーや、パネルも、荷物の問い合わせ番号さえわかれば、置き配することができます。

(印刷業者に配達指定で置き配できるか聞いても、大抵の業者には断られます。)

 

ただし配達事故が絶対にないとは言い切れないので(確実なのは自分で車を運転して、自分の手で運ぶこと!)自己責任でお願いします。

 

 

 

搬入の注意点

今年は搬入日を含めて全日程が気温33度以上の猛暑日でした。

搬入日は空調がたぶんうっすらとしか入っておらず、移動するだけでも汗だくになります。

汚れてもいい動きやすい服、楽な靴で作業されることを強くオススメします!

 

搬入日に16時半くらいに会場入りしたら、全ての荷物がブースに置き配でちゃんと届いていました。

配達屋さん達にほんとに感謝!

 

まずはメインのタペストリーから。

今回タペストリーはターポリンにしたのですが、これは個人的にはちょっとミスって、他の出展者さんが使ってるような程よい薄さ・発光の素材ではなく、なんか妙に分厚くテラテラしていました。

折じわも気になったし…

 

ちょっとしょんぼりしましたが、いまさら言ってもしかたない。

気を取り直して貼っていきます。

ポールが通してあって、紐で引っ掛けるだけになってるタイプだと、S字フックで取り付けると簡単なのですが、割高なので、他のイラストレーターさんに聞いた、粘着力が強く壁を傷つけずにはがせるこの両面テープを使いました。

この商品、さすが3M!そこそこ重量があるタペストリーが、会期中まったくはがれず安定しておりました。

 

しかし!!

ここで意外な盲点が…!

 

 

「押さえてくれる人がいないと貼れないやん!!!」

 

脚立の上でどうしよう…(´;ω;`)ウゥゥ とぷるぷるしていたところ、神が通りかかりました。

知り合いのイラストレーターの芦刈さんです。

「押さえておいてあげましょうか」と声をかけてくださって、ありがたく甘えることにしました。

まじで芦刈さん神!紳士!!

おかげで無事貼ることが出来て、芦刈さんはろくにお礼も聞かず颯爽と去って行きました。

持つべきものはイラストレーター仲間ですね!!

 

たまたま助けてくれる人が通りかかったから良かったけど、そうじゃなかったらどうしようも無かったと思います。

1人で搬入される方は、多少高くついても、ポールがついててS字フックで引っ掛けられるタイプをお勧めします!

 

 

汗だくになりながら、なんとか全ての展示物の設置が完了しました。

クリエポブース設営完了!

 

会場を後にするまえに、他の方のブースもじっくり見ていきました。

 

うわ~~~~、なんて素敵なんや。

自分の展示物がイマイチなような気がしてくる…

 

「良く工夫されてるな」「見せ方うまいな」「参考になるな」と思ったブースは片っ端から写真を撮って帰りました。

 

明日は初日です。

この日は朝から企業訪問もしたのでクタクタです。 早く寝なければ…

 

1日目(初日)

初日はちょっと早めに9時過ぎに会場入りしました。

自分のブースに展示物が落ちていたり、隣のブースにはみ出していないか最終チェックをします。

 

1日目の午前中は最も来場者が少ないので、今のうちに知り合いの出展者や、自分のブースの近所の方にご挨拶をします。

隣の人とは暇な時に雑談することが多く、色んな情報を共有できたりしますね、貰ったお菓子を分け合ったりw

ついでに企業ブースも市場調査で見に行ったりもします。

 

そして毎日忘れてはいけないのが、SNS投稿。

当日のTLでフォロワーさんが見れるように、毎日自分のブースの場所や写真、お昼ごはんや、もろもろ情報などを投稿していきます。

私元気に出展してますアピールです。

 

10時ごろになるとお客さんもちらほら。

 

予め来場をご連絡いただいていたクライアント様に差し入れを頂いたりしました。

実は私、今年は立ってパンフレットを配るということを一切せず、3日間ずーーっと座ってました。

去年は立って一生懸命声をかけて配ったんですけど、体力がなさすぎてフラフラだったし、今回は角ブースだから地の利で取ってもらいやすそうだと思ったからです。

 

あと個人的には、本当に何かを検討しているときはじっくり考えたいので、呼び込みは逆効果じゃないかなぁと思っているから。

 

なので、「私のブース見てるな」「近づいてきてパンフレット取ったな」「開いて読んでるな」まではじっと我慢して耐えて、「お客さんがなんとなく声を掛けて欲しそうなオーラ出してるな」と感じた時点で声をかけるようにしました。

 

そのため、今年配布で来たパンフレットは総数は多くは無かったんですけど、確実にその場で興味を持っていただいたお客さんだけに渡せた実感はありました。

初日に名刺交換人の数も昨年より多かったです。

 

名刺交換と言えば、去年の隣の出展者さんに教えてもらったことなんですが、お客さんが席を立たれたあとすぐに名刺をノートにマスキングテープで貼って、その方との会話や、相談、聞かれたことなどを細かくメモしておきます。

 

後述しますが、これが後でサンクスメールを送るときに非常に役に立ちます。

名刺ノート

2日目

中日でもっとも余裕があるので、カフェで美味しいフレンチトーストの朝食を食べてから、ゆっくり会場入りしました。

ブースにスタンバイすると、もちろんこの日もSNS投稿をします。

 

2日目は初日よりは来場者数が多く、最終日よりは少ないですが、温度感が高いお客様が来られるような気がします。

3日目の混雑を避けて、じっくり見て回りたいお客様が多いからかも。

実際この日がもっともブースで対話したお客様の滞在時間が長く、昨年に比べて経営者様や企業担当者様と、しっかりお話をすることができました。

その中からありがたいことに、後に依頼を頂いたり、社内で稟議に勧めていただいたりした企業もありました。

 

 

2日目はあっという間に過ぎていったのですが、この日はお楽しみの出展者飲み会にでした!

事前に知人のイラストレーターさんが企画してくれて、twitterのDMグループでやり取りして、10人のイラストレーターが居酒屋に集まりました。

まったく初対面の人もいましたが、同じイベントで頑張っている仲間意識が強く、すぐに打ち解けて大盛り上がりに!

 唐揚げと生ビールが異常に美味しかったなぁ…

ビールと唐揚げ

 

こういう場だとぶっちゃけトークが炸裂するのです。

今年のクリエポどう?とか、こういう問い合わせがあったとか、こういう時どうしてるか?という悩み相談まで。

 

去年も飲み会に誘われていきましたが、クリエポ初心者の人は先輩クリエイターに色んな事を教わる絶好の機会なので、もしお誘いがあれば(もしくは自分で企画するのもあり)なるべく行ったほうが良いです。

 意外とクリエイターって下戸の人が多いので、飲めない人も無理してお酒を頼まなくても大丈夫だと思います。

 

3日目(最終日・撤収)

遂に最終日です。

この日は夕方から来てそのまま直帰するお客さんが多く、16時ごろがピークになります。

 

それと終了後に撤収もするので、隙をみて、捨てるものを捨てて置いたり、持ち帰る荷物を纏めておいたり、荷物を入れる段ボールがなければゴミ捨て場から拾って確保しておきます。

自宅に送る荷物の受付カウンターは、毎年どこに何時から設置されるかは違うらしいので、会場アナウンスや周囲の人に聞いておきましょう。

カウンターであらかじめ、配達伝票をもらっておき、記入をしておくとスムーズです。

 

最終日ももちろんSNS投稿して盛り上げていきます。

 

この日は招待券を送った取引先クライアント様や、クリエイター仲間がたくさん会いに来てくれました。

似顔絵名刺
似顔絵を使っていただいている企業取締役の方から名刺を頂戴しました!!

都内のクライアント様は取引が最初から最後までリモートでなので、クリエポの機会で初めてお会いする方がほとんどです。

 

倒れそうなくらいの猛暑の中、足を運んでくださって本当にありがとうございました!

 

 

そして今年の3日間もあっという間でしたが、大きなトラブルもなく会期を終えることができました。

慣れてる人は17時半ごろには撤収を始めるのですが、私は一応「蛍の光」が流れる18時まで悪あがきをしてから片付けを始めます。

 

初出展の人は知らないというか、準備が大変すぎて盲点だと思うのですが、

「ゴミは捨てて帰っていいのか?」について。

 

結論を言うと、各所で自然発生する仮設のごみ捨て場に、段ボールや、POPや、タペストリーは捨てて帰ってOKだそうです。(※クリエポの先輩出展者談、非公式)

パンフレットを置く台や、金属類、家具っぽいものはNG。

私は余った持って帰れないパンフレットや、タペストリーは捨てました。

もったいないけど来年出展するとしても、どうせ新しく作り直すから。

 

自宅に配送する荷物は、配達会社の受付カウンターが長蛇の列になるので、出来る限り素早く撤収して並びましょう。

他にも公式の宅配出入り業者にあらかじめ依頼して、ブースに段ボールを置いておいて直接配達してもらったり、展示物の残置処理をお願いすることもできるらしいです。(私は利用したことがないのですが…)

 

ちなみに去年は勝手がわからずアタフタしてるところを、知り合いのイラストレーターさんに手伝ってもらいました。

終了後1時間くらいすると、ヘルメットをかぶった作業員が大挙してやってきて、片っ端からブースを解体していくので、めっちゃ焦ります。

今年はクリエイター仲間たちが手伝ってくれて(持つべきものは友達!)爆速で撤収が出来て、余裕で帰りの飛行機に乗れました。

 

 

帰る前にビッグサイトが見渡せるベンチで一休み。

もうクッタクタでしたが、3日間やりきった心地よい疲労感でした。

クリエポ終了後のビッグサイト

8.サンクスメール

さて、会期は終わりましたがまだクリエポは終わっていません。

このあと名刺交換をした企業にサンクスメールを送っていきます。

 

サンクスメールはただのお礼状メールではなく、リマインドで営業でもあるので、必ず丁寧に送らないといけません。

本来は来場いただいたその日のうちに送ったほうがいいのですが、私は体力がないので、出展終わってからノーミスで文章を書く自信が無く…翌週にまとめてしっかり送ることにしました。

 

このとき役に立つのが、名刺交換の時に使った名刺ノートです。

会話の内容をその場でメモしてるので、何を相談されたか、メールでその会話に触れると、相手に思い出してもらいやすいです。

 加えて私はパンフレットの表紙イラストも本文に添付して、思い出し効果を高めました。

 

9.クリエイターexpo2022の成果

経費がざっと25万程かかったので、年間で最低でも50万円、欲を言えば100万円以上は対費用効果はほしいところです。

クリエポ猛者の中には、ほぼこのイベントだけで1年間の仕事を受注してる人もいるらしいです。

 

サンクスメールの返事を待つ時が、一番緊張します。

がんばったのに、全然成果なかったらどうしよう…。

でも有難いことに、名刺交換させていただいた数社から、稟議にかけてもらったり、依頼をいただいたりしています。

 

実は去年はクリエポ経由ではまったく受注がなかったんです…。

コロナ禍の開催でしたし、初出展だったので、結果がでなくても仕方ないといろんな人に慰めてもらいましたが(実際数年先にアポがあり、依頼されることもあるそうです)、決して甘い気持ちで出展したわけじゃなく、昨年時点での私のベストを出し尽くしました。

でもやっぱり、何かが足りてなかったり、ズレていたんだと思います。

 

それで今年は去年の経験や反省点を活かす試みでした。

 

もしかして「似顔絵」はクリエポの客層にとっては、需要がないんじゃないか?

普通に「アニメイラスト」で出展した方がいいのではないか?

 

とも思いましたが、私自身は似顔絵Zは可能性があると信じているので、もう1回トライしてみたかった。

 

それでどうだったかというと、去年よりは手ごたえを感じました。

商談に慣れて、トークの時にどっしり構えていられました。

狙ったお客さまが来てくれてる感があった。

それに角ブースはやっぱり強かったです。

 

私の2022年クリエポが本当に成功だったかどうかは、これからの受注成果次第ですね。

 

10.今回クリエポで感じたこと

自己分析と戦略が大事

クリエポに行くと、「世の中にイラストレーターって多すぎやしないか…」

と思うくらい競合多すぎのように見えます。

 

しかし、イラストレーターでも強みはそれぞれ全然違います。

パッケージイラストに強かったり、ポストカードや文具などの雑貨デザインが出来たり、SDキャラ、ゲーム特化、商品開発、図解、マップ、教科書カット、エッセイ、漫画、動画、Live2Dなどなど‥‥

 

絵柄やイラストタッチももちろん大事なんですが、そもそも↑のような強みがハッキリしてると、その業種のクライアントが声をかけてくれます。

 

私の場合は 強みは「アニメイラスト×似顔絵のPR」で、狙う業種は「求人」「IT」「製造」「行政」に絞り、それが伝わるブースデザインを目指しました。

 

クリエポでは、何でもできる人よりも、何に強いか明確な人が強いという印象をうけました。

 

そのイラストレーターが何を得意としているか、何を売ってるか、どんなベネフィットがあるかが伝わらないと、足を止めてもらえません。

 

 

また、イラストをどのように使うか一般の方にもイメージができないと、「いい絵だけど、どう使うのかわからない」という現象がおこります。

 

実績がものを云う

メインビジュアルはまず興味を持ち、足を止めてもらうためのものだからインパクトが大事。

でも実際に依頼するかどうかは、

 

その人がその仕事のお仕事実績がちゃんとあるかどうか?

コミュニケーションが出来て、信頼して仕事を任せられるか?

 

ってところが大きい。

…これは私の尊敬するイラストレーターさんの言葉です。

 

今回私は、多くの動画やメディアを作りたい企業担当者様に、「漫画は描けますか?」と訊かれました。(漫画ニーズはやはり高いです)

その際ポートフォリオの漫画実績サンプルを見せると、皆さん納得して名刺交換をしてくれました。

 

実績があるとやっぱり説得力が違いますね。

 

普段からの自己発信

今回の特徴として「twitterをフォローしています。」「投稿を見たことあります」と言ってくださるお客様が多かったです。

まだ始めて間もないanimateで作ったショートアニメ動画をみて、声を掛けてくれたお客様もいました。

 

 

クリエポ関連投稿を続けるたびに、いいねやRTがだんだん伸びて来て、インスタは長く超えられなかった2000人の壁を突破、twitterも2200人以上に。

 

SNSというのは、当たり前ですけどフォロワー数が多ければ多いほど、拡散力が大きくなります。

フォロワーが500人の人は500人分の拡散力しかなく、1万人いるならとても強いです。

だからイラストレーターとして独立した時から、フォロワー獲得のために、地道にSNS投稿を続けてきました。

5年かけて得た貴重な2000人フォロワーさんの拡散力で、クリエポ3日間のPRをブーストしてもらった形です。

 

それに開催1か月前に数回だけ投稿…というのは一瞬で流れてしまって弱いので、ローンチとして、2か月ほど前から定期的に何回も何回もPRしてきました。

その結果、今回SNSで知ってもらう結果につながったのだと思います。

 

それにSNS発信してると例えクリエポに来てくれなくても、企業担当者に認知されるだけでも儲けものなので、一石二鳥ですね。

 

11.最後に、来年クリエポ出展を考えている人へ

準備に時間がかかる

その人の状況にもよりますが、3か月前くらいから準備にかかるイメージです。

 

デザフェスや即売会、催事場の出展に慣れてる方は、もっと早く準備できますが、初出展の人は余裕を持って動いたほうが良いです。

 

出展してみないとわからないことだらけ

私も初出展のときは、とにかくわからないことだらけでした。

できればクリエポってどういう温度感のイベントなのか、会期中に視察をしておいたほうがいいです。

会場を一通り歩いてみると、色んなヒントが転がっています。

 

そして出展を決めたなら、公式の案内だけでなく、過去の出展者のブログやnoteで情報収集したり、他の出展者をtwitterをフォローして、リアルタイムの情報を集めたほうが良いです。

 

 

そうやって入念に準備しても、きっと出展してみて「ああすればよかった」「こうすればよかった」って思うことが沢山ありますが、それが普通です。そういうもんなんです。

 

気づきが多い

出展するとお客さんの反応から、自分のイラストの市場調査ができます。

自分の売りや強みはこれだ!と思ってたけど、全然違うところでニーズがあった…なんてこともあります。

 

企業担当者の生の反応をもらえるのは、狭い世界で完結しがちなクリエイターにとって貴重です。

 

普通だと繋がれない企業と繋がれる

普通だとまず繋がれない、大企業の社員や経営者と名刺交換や、直接話す機会がチャンスがあります。

 

もしそういう方がブースに来たら、仕事を受注するというよりも、まず覚えてもらえるように、ご自身のPRをきっちりしたほうが良いですね。

 

 

以上、今年のクリエポの感想レポートでした。

いかがだったでしょうか?

私もまだまだ勉強中のイラストレーターですが、少しでもこれから出展を考えてる方のヒントや予備知識になれば幸いです!

 

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