みなさん、ウィンタースポーツと言えばどんなスポーツを頭に思い浮かべますか?
スキー、スノーボード、アイスホッケー、スピードスケート、カーリング、ボブスレー…
色々なスポーツがありますが、私の冬の楽しみは、何といってもフィギュアスケート観戦です!!
フィギュアへの熱い思い込めて選手の似顔絵やブログを書いていたら、なんと!出版社から書籍挿絵のオファーを頂きました\(^_^)/
『フィギュアスケート好きのためのフレーズ&単語帳』全国の書店で絶賛発売中です!
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— 書籍『フィギュアスケート好きのためのフレーズ&単語帳』 (@figure_book) December 12, 2019
発売から1週間後の12月27日時点で、
Amazon外国語学習法・旅行会話集カテゴリ、ベストセラー第1位!!
おめでとうございま~~す!!!(≧◇≦)
フィギュアスケートとの出会い
私のフィギュアスケートとの出会いは子供の頃に見た長野オリンピックの伊藤みどりさんですが、本格的に見始めたのは、荒川静香さん、安藤美姫さん、鈴木明子さん達が活躍されていた、トリノオリンピック、バンクーバーオリンピックからです。
☆フィギュアへの熱い思いを綴った過去ブログはこちらです→
2018年平昌オリンピック期間中、応援イラストをtwitterや、Instagramに投稿していました。
同年に現役復帰された、高橋大輔さんの似顔絵も描きました。
フィギュアスケーターの身のこなしや、華やかさ、演技前の張りつめた表情や、一瞬の輝きを描きたい!
そういう衝動のままに描いておりました。
『フィギュアスケート好きのためのフレーズ&単語帳』ってどんな本?
あなたは、「尊い…」を英語・ロシア語・中国語で言えますか?
ちなみに英語は
"So mach respect…"
です。
応援したいときに日本語じゃなくて、選手の母国語で「がんばってー!」「天使過ぎる…!」と言えたら、選手に伝わるかもしれません。
「いや、TVで観戦しかしないし…」
って方もいるでしょう。
かくいう私も、まだ生のリンクで観戦したことはありません。
でもいつか世界選手権の試合を応援にいく、アイスショーを見に行く、そんな目標をもっています。
それで海外に応援に行った時、母国語でエールを送れたらどんなに素晴らしいことでしょうか。
もし選手がこっちを見てくれたら、私はきっと倒れるな…
話は変わりますが、実は私は、アイドルや芸能人のファンになったことが無く、熱狂する人たちのことが正直全然わかりませんでした。
アイドルや芸能人は、大勢のファンひとりひとりの顔なんて覚えてないし、必死で声援を送ったり、グッズを買い漁っても何も返してくれないと思ってました。
けど、違うんですね。
フィギュアにハマってから理解ができるようになりました。
選手に対するリスペクトや、とにかく素晴らしい!もっと演技が見たい!感動を伝えたい!という感情があふれてきて、何かをせずにはいられないんですね。
なるほど、これが「尊い」ってことか、とわかりました。
そして選手は声援や賞賛を、力に変えることが出来ます。
それは私自信イラストレーターとして活動して、ありがたいことにエールをいただいて実感していることです。
なんというか、良いエネルギーは循環するものなんですね。
特にスポーツはファンがいないと成り立たないという意味が今ならよくわかります。
スポーツは選手が観客に一方的に与える見世物じゃない。
観に来てくれる人、応援してくれる人がエネルギーを送り、それを力に選手が能力を発揮する、エネルギーの循環がスポーツです。
話はそれましたが、「応援フレーズ」のほかにも、
「ファンレターに使えるフレーズ」
「海外観戦のお役立ちフレーズ」
「選手の個性が光るキャッチフレーズ」
「感動がよみがえる解実況&解説フレーズ」
「胸に刻みたい名言フレーズ」
など、マニアックだけど敢えて覚えてみたくなるようなフレーズが満載です。
それ以外にもフィギュア用語の初級~上級編まで網羅されています。
これ1冊持っていればスケオタ検定で1級は確実に取れますねw (そんな検定があればですが)
こんなフィギュア選手の挿絵を描きました
私の担当させていただいたのは、「選手の個性が光るキャッチフレーズ」全12ページの挿絵です。
全体的に紙面で絵を大きく使っていただきました^^
見開きの絵もあります。
左から、ヤグディン選手、エテリコーチ、タラソワコーチ、ミーシンコーチ、プルシェンコ選手。
特にプルシェンコ選手は点数が多かったです。
さすが引退してなお、日本人に愛されるフィギュア界の帝王(笑)
国の垣根を超えたフィギュアの世界
世界で活躍するフィギュア選手は、全員がとても個性的です。
他の選手に埋没しない「強み」「魅力」「世界観」を追求した結果が、彼らの強烈な個性となります。
私のモットーである『個性を誇れる世界をつくる』を体現してるのがフィギュア界です。
私がフィギュアを好きな理由のひとつは、いろんな国の人の演技が見れるからです。
もちろん日本人の選手は応援しますし、贔屓します。
でも美しさや強さの前には、出身国の違いは些細な問題のように思います。
肌の色、顔立ち、体型、言語、得意な技術、生い立ちがまったく違う人たちが、最高の演技を見せてくれたとき、美しさは「こうでなければならない」という狭い基準のものではなくて、もっと奥深く幅広いものだと気づかせてくれます。
選手たちは拠点が海外であったり、アイスショーで各国を旅したり、コーチや振付師はさまざまな国籍の選手を教えていています。
そのため、世界中で選手同士のプライベートの交流があったり、SNSで繋がってる様子が見てとれるのがとても微笑ましいです。
そんなグローバルな活動をしているフィギュアスケーターたちが、SNSやマスコミによって、国籍やセクシャリティに対する差別や、特定のスケーターに対する誹謗中傷、贔屓の選手のライバルを貶めるような発言などの、アンチ行為に晒されることがあります。
私はそんなことをする人たちは、スケートファンではないと思っています。
スケートをネタにストレスを発散したり、過激な発言で注目を浴びて数字を稼ぎたいだけ。
そんなことをして選手たちが喜ぶか?ってことを一切考えていません。
前述した『個性を誇れる世界』は『個性を認め合うことができる世界』でもあります。
他者を貶めて傷つけるのではなく、お互いの個性を認めて尊重することが、結局は自分自身とみんなの利益につながるのではないでしょうか。
極論、「いいスケオタは世界を救う」わけです。
皆さん、仲良く応援して、スケートを楽しみましょう^^
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